まだ社会に出ていない学生の方の多くは、自分がどんな企業に入るべきか迷っていると思います。
社会人になってやりたいことは人それぞれなので、その希望に沿って企業を選べば良いですが、1つアドバイスをすると、できるだけ業務量が多くて忙しいような職場選びをおすすめします。
楽して稼ぎたいと考えて就活をする方も多いと思いますが、ただ楽をしたいという考えだけで企業を選んでしまうと社会人生活のスタートでつまずいてしまう可能性があります。
実を言うと、私がそのスタートでつまづいた張本人です。
私は新卒でそれほど忙しくないいわゆるホワイト企業に就職しましたが、スキルの成長という点で入社後に少し後悔してしまいます。
その体験談と一緒に、企業選びのポイントについて以下に記載します。
社会人の最初は苦労を経験すると後が楽
私は新卒でホワイト企業に就職し、その中でもホワイトな部署に配属されました。
最初は嬉しかったですが、毎日定時で帰宅することが続くと、「自分は社会人として成長していないのでは?」と焦りが生まれてきました。
入社して半年ほどたった頃に私は部門長へ正直にヒマで退屈を感じていると伝えて、業務量を増やして貰いました。
ここで増やして貰った業務で色々経験できたので、1年目のうちに正直に話しておいて良かったと今になって思います。
忙しく働いて経験を積んだ後であれば、ホワイト企業への転職は簡単にできます。
しかし、逆に社会人の初期にそのような経験を積めないまま年齢を重ねると後で取り返すことが難しくなります。
(今どき無いと思いますが)怒号が飛び交うようなブラック企業が良いというわけではなく、業務量が多い企業を選びましょう。
そこで1年ほど働いてみて合わないなと感じてから辞めれば良いです。
いつも定時で帰れるような企業に入って、自分で資格勉強やスキル習得に励むという考えもありますが、やはり実務経験で学ぶことが最も身に付きます。
「ホワイト企業で働きたい」は志望理由にならない
「ホワイト企業」を軸に就活を行うと、志望理由に困ってしまいます。
私自身、就活ではとにかくまったり働けそうな企業ばかり探して選考を受けていましたが、「まったり働けそうだから」という志望理由を面接で言うわけにはいきません。
その都度でっち上げた志望理由を話していましたが、やはり本心から言う言葉でないと少し深掘りされただけでしどろもどろになってしまいます。
逆に「バリバリ働いて成長したい」という視点で企業を選んだ場合は、それをそのまま志望理由として使うことができます。
まとめ:やりたいことが決まってい人こそ忙しい企業へ
ホワイト企業でまったり働くのは、プライベートや副業など何か他でやりたいことがはっきり決まっている場合以外はおすすめしません。
これから就活が始まるけど特にやりたいことが無い人ほど、とりあえず激務そうな業界を見てみましょう。
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