海外転勤のメリットとデメリットを考えてみた

お仕事

私は新卒で入社した大手メーカーに勤務しています。

メーカーに限らず、大手企業に勤務するうえで海外勤務は避けて通れない道ではないでしょうか。

今回は海外転勤のメリット・デメリットを考えてみました。

良い面と悪い面の両方がありますが、トータルで考えると海外で働く経験はした方が良いというのが私の結論です。

メリット①:所得が増える

海外転勤のメリットととして真っ先に思い浮かぶのが給料のアップだと思います。

駐在手当や危険地手当、物価の高い国であれば家賃補助などが増えます。

反対に物価の安い国であれば出費が少なくなるので可処分所得が増加します。

私の上司は以前アメリカに駐在していましたが、家賃補助が高かったこともあり当時の収入が社会人人生で最も高かったと話していました。

海外駐在でお金を貯めて日本に帰国する人の話は良く聞きますよね。

メリット②若いうちから駐在先の管理職に就く可能性が高い

日本に親会社がある企業から海外駐在となる場合、海外の関連会社へ出向するという形が一般的です。

そうなると、日本では若手社員の部類に入る人でも海外の関連会社では管理職の立場になるケースもよくあります。

私の身近にも、30歳過ぎで社長に就任した方がいました。

マネジメント能力というのは社会人にとって重要なスキルの一つですので、若いうちに部下を管理する立場を経験できるというのは非常に貴重なことです。

メリット③語学力などスキル面の向上

上記のマネジメント能力に限らず、海外で働くと様々な能力が身に着きます。

語学力は分かりやすい例ですが、もっと広い範囲で異文化を理解する能力や、日本以外でビジネスを成功させるためのノウハウを習得できます。

抽象的なスキルが多いですが、日本と違う文化で生活するというのは仕事だけでなく人生にとって大いにプラスになるのではないでしょうか。

デメリット①場所を選べない

海外勤務というとカッコいい響きですが、全員がニューヨークのウォール街で働くわけではありません。

特にメーカーの場合、かなり広大な土地に工場を建てるため車が手放せない不便な場所で勤務するという場合もよくあります。

日本人が勤務する場所なのである程度の安全性は担保されているはずですが、インフラ整備などは日本に比べて期待できない場所がほとんどでしょう。

デメリット②人生設計に大きく影響する

海外で働く人の多くが、20代後半~30代だと思います。

結婚して家庭を築くことを考えている人が多い年齢層ですが、一度日本を離れてしまうと当初思い描いていた人生プラン通りには進めないことも多いです。

海外で結婚生活をスタートするということもできますが、日本とは勝手が違うので苦労する部分も多いのではないでしょうか。

海外駐在を打診された際には自分の人生をよく考えてみることが必要です。

まとめ:海外駐在はメリットの方が大きい

デメリットはもちろんありますが、海外に住むという経験値がその後の人生に与える影響はかなり大きいとい思います。

その会社で昇進しやすくもなったり、転職先の選択肢も増えます。

会社のお金でそのような経験を積むことができるのですから、食わず嫌いせずに海外で働くことを一度前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。

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