独学で日商簿記2級にほぼ満点で合格した方法

お勉強

私は社会人1年目のときに日商簿記2級に合格しました。

大体の勉強期間は2ヶ月ほどでしたが、100点満点中の98点を取ることができました。

資格学校には通わず、最初から最後まで参考書を使った独学でした。

試験回によって問題の難易度は異なるので、満点近い点数が取れるかどうかは運次第の部分もありますが、高得点を取るという意味で私の勉強法は再現性があると思います。

今回は当時行っていた方法を記載するので、これから簿記合格を目指す人は参考にして下さい。

やること①テキストを通読する

まずは市販のテキストを買って全体を2周ほど通読します。

ここでは全体像を掴むことが大事なので、細かい点は気にせずとにかくスピード重視で読み進めていきます。

読み終えるまでに時間をかければかけるほど全体像が掴みにくくなってしまうので、できれば1週間以内に通読を終えましょう。

やること②過去問を解く

全体像を掴んだら早速過去問を解きます。

おそらくこの時点では解ける部分が少ないと思いますが、簿記は実際の試験問題に慣れることが大事なので躊躇せず過去問に取り組みましょう。

分からない部分はいくら考えても分からないのですぐに解答を読み、答えを導き出すまでのプロセスを理解します。

過去問を解くうえで大事なのは、何度も繰り返して回答を暗記してしまうレベルにまで仕上げることです。

多少の違いはあるものの、簿記の問題はパターン化して毎年同じような内容が出題されるので、過去問の内容を覚えてしまうことが合格ライン到達への近道です。

できれば過去問を5周は解いて本番に臨むことがベストですが、そこまで時間をかけられない方は最低3周は解いておきましょう。

私は過去問を何度も解いたことで本番で満点近い点数を取れたと思っています。

簿記1級を取得した時もそうですが、どのような試験も過去問を繰り返すことが最重要です。

やること③アプリを活用して隙間時間に仕分けを覚える

これは補足的な勉強なのでやらなくても合格ラインに十分到達しますが、私はスマホアプリを使って電車移動などの隙間時間に仕分けの勉強をしていました。

特に商業簿記では仕分けを正しく切ることができるかどうかが重要なので、これを完璧にしておけば合格がより確実になるはずです。

アプリは何でも良いですが、私はパブロフ簿記の仕分けアプリを使用していました。

有料版で400円ほどだったのでそこまで痛い出費ではありません。

ちなみに、工業簿記のアプリは使いづらかったので個人的にはあまりおすすめしません。

まとめ

FP試験に合格した時も同じですが、このような試験ではまず全体像を掴み、その後は過去問を何度も解くという流れで攻略できます。

何より重要なのが勉強する習慣をつけて毎日学習を継続できるかどうかという点です。

私は夜に帰宅してから勉強するスタイルだと習慣化できないと思い、朝起きてから過去問を解くというルールにしていました。

直前の1ヶ月にかなり詰め込んだおかげで無事に満点近い点数で余裕を持って合格することができました。

合格ラインは70点なのでここまでの点数を取る必要は無いのですが、この時に満点近く取れたおかげでその後の1級取得に向けた勉強も自信を持って臨むことができました。

社会人の方にとっては昇進や転職の場面で簿記の資格は何かと役に立つと思います。

ぜひ合格目指して勉強を頑張ってください。

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