カロリー消費量が少なくてもランニングで痩せる理由

ランニング

ダイエットに定番の運動としてランニングがよく挙げられますが、実は走ることによって消費できるカロリーはかなり少ないです。

ランニングの消費カロリーは体重×走った距離で計算できます。

例えば、体重60kgの人が5km走ったときカロリー消費量は60×5=300キロカロリーです。

300キロカロリーといえば1食分以下、菓子パン1つ分の方が多いくらいなので、体重を落とすうえでは大したインパクトはありません。

しかし実際は、陸上選手は皆引き締まった身体をしていますし、皆さんの周囲にいるランニングが趣味という人で太っている方はほとんどいないのではないでしょうか。

これは、直接的なカロリー消費以外にも、ランニングがダイエットに繋がる効果を持っているためだと考えられます。

今回はその効果について記載します。

自分の体型を気にするようになる

ランニングをするときは、比較的薄いウェアを着て外に出るので、体型に自信が無いと人目が気になります。

すれ違う他のランナーが自分の理想的な体型をしていれば、その姿に憧れます。

ランニングという行為は、嫌でも自分の身体を意識させてくれるものです。

この意識づけが、普段の生活習慣をより良くさせてくれると考えられます。

ストレスが軽減される

ランニングに限らず、運動によるメリットはカロリー消費だけでなく、心身のストレス軽減効果にもあります。

適度に運動をして汗をかくとすっきりした気持ちになります。

ストレスが溜まると暴飲暴食に繋がりかねませんが、ランニングでストレスを軽減することが食欲抑制にも役立ちます。

水を飲む習慣がつく

ランニングをするとかなりの汗をかくので、自然と水分補給をしたくなります。

水分不足は空腹感に繋がる等、ダイエットの妨げになります。

また、こまめな水分補給は新陳代謝向上にも繋がるので、脂肪燃焼や美容効果も期待できます。

体重を測る習慣がつく

これは健康目的を超えて競技レベルで走るランナーの話ですが、自己記録更新を狙う上では適切な体重というものが存在します。

やはり身体が軽い方がスピードが出るので、意識の高いランナーは定期的に体重を測ります。

体重を毎日測るだけで食事制限が意識付けられるのでダイエットには必須の習慣ですが、自分自身の記録にも結び付くとなるとこの習慣がより身に付きやすくなります。

まとめ

ランニングは大変な割に消費カロリーが少ないからやらない方が良いということをよく聞きますが、上記のようなメリットもあるので、一概に消費カロリーだけでは語れません。

体重を減らすことだけを目的としたダイエットは継続するのが辛く感じることもあります。

ランニングに限らず、自分が楽しいと思えるような運動を趣味にして自然と健康体になるのが良いでしょう。

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