今回はこれから大学受験を迎える高校生向けの内容です。
大学受験の難しいところは何といっても必要な勉強量の多さにあります。
これを攻略するためにはいかに効率良く勉強し、点数に直結させるかが大事です。
そこで、受験勉強を行う上での私のアドバイスですが、どの科目よりもとにかく英語を優先して学習することで効率的に志望校合格に近づくことができます。
これは文系・理系、国公立・私立志望のどの人であっても当てはまります。
私は受験生のときに英語に学習時間の多くを費やし、そのおかげでいわゆる難関大学と呼ばれる学校に複数合格することができました。
英語の勉強に時間をかけることがなぜ効果的なのか、理由は大きく2つあります。
①どの大学・学部も、英語の配点が高い
多くの学部が入試で英語の配点を高めに設定しています。
センター試験だけでなく、受験最難関の東京大学や京都大学でも英語の配点が最も高くなっています。
英語の得意な学生を集めたいという思惑があるのかもしれませんが、大学側が配点を高く設定している分野を無視することはできません。
また、英語は私立大学の入試でも基本的に課される科目です。
国公立を目指していた人が途中で受験科目を絞って私立専願に変更することがありますが、そんなときでも英語の勉強が無駄になることがありません。
私は国公立の大学を志望しつつ、滑り止めで私立大学もいくつか受験しました。
私立大学の受験対策は全くしていませんでしたが、英語を得意にしていたおかげで難無く併願の私立大学には全て合格することができました。
これも英語という受験科目がどの大学においても重視されているからこそできたことだと思います。
②英語は時間をかければかけるほど成績が伸びる
よく言われることですが、英語は所詮ただの言語なので、センスが無くても誰でも身に着けることができるようになります。
これが数学の場合は多少センスが必要となる部分があり、向いていない人は見切りをつけた方が良い場合があります。
しかし、英語は時間をかければかけるだけ必ず得意になる科目なので、受験勉強の大半を費やすだけの価値があります。
誰でも得意にできるということは、逆に言うと英語は勉強に十分な時間をかけておかないと他の受験生にどんどん差を付けられてしまうということになります。
効率的な勉強方法や回答テクニックももちろん存在しますが、とにかく英語に触れる時間を1秒でも多くして慣れることが何よりも大事です。
まとめ:英語が嫌いな人は受験のためと割り切ろう
好きな科目、嫌いな科目が誰にでも存在すると思いますが、大学受験を合格したいのであれば好き嫌いで勉強する科目を選んでいてはいけません。
英語にアレルギーがある人も、受験のためと割り切って1年くらいは英語に時間を投下するべきです。
自分の本当に勉強したいことは、受験勉強が終わってから好きなだけ取り組めば良いのです。
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